公務員の哀しみを/
梅昆布茶
僕の同級生の壮ちゃんは
兎唇ででも大好きだった
中大で一緒になって彼は北茨城し職員
結婚前に家まで建てちゃったもの
僕は文学を選んだだから早稲田だって寺山修司だもんね
いつもね意味なんて問わないんだ
君が幸せであればそれでいいのさ
それ以上いらない
僕がいつも考えていること
世界に借りがあるなんて思わないでね
世界は僕たちが廻すんだからね
君がいるんだから楽しい
きみがいればいいんだよ
進もうぜ
ちょっとだけ
しんどいけどな
戻る
編
削
Point
(5)