幾筋の陽光に寄り添う観覧車/komasen333
 
でも多く眺めてみたい

もう、残りは少ないけれど
少しでも長くしっかりとじっくりとこんな素晴らしい景色を少しでも長く焼きつけておきたい




穏かにぼんやりと
だけど、くっきりと  
幾筋の陽光
滲む橙  
棚引くように 重なるように雲たち
連なる山脈
添える名残の観覧車
ジオラマみたいな町並み
霞む4限間近




こんなに綺麗に包んでいてくれた景色たちを決して決して忘れない
こんなに鮮やかに包み込んでくれていた景色たちを何かしらの形で活かしたい
      
そんなロマンチックな高揚を齧りながら、大講義室へといつもより早歩き
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