君に言えなかったこと/梅昆布茶
おそらくはこないし
いまの彼とうまくやるとか前彼とよりを戻すとかいう
次元の問題でないことはわかっているのです
君への求愛者であった1人として言えるのは
曖昧な惑星系の海をほうき星のようにさ迷ってはいけないこと
自らの引力をもつことナノです〜よ
耳をふさがないでくださいね
与えることを知らない貧しい魂があなたを
蝕んでいるのですね
その永遠の鎖は実はいともかんたんに解けるのです〜が
僕にはそれを伝えるちからがありません
男と女になりましょうって言ってましたね
だから何度もいったようにそれを起点にし
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