親父の訣別/梅昆布茶
た
公園の噴水のまわりで子供たちと遊びたいのです〜
けっこう親父は一人が好きでおふくろが入院してるせいもあって休みの日には
くるりのCdをのったりと聴いていたりするのです〜
孤独には慣れていますがやっぱりちょっとさびしいのです〜ね
空には雲と風と太陽があるように宇宙の摂理に忠実な自分でありたいと馬鹿なりに考えているのです〜
人類はとりあえず存続させなければならないとか
隣のばあちゃんは風邪が治っただろうかとか
いつもけっこう哲学的な命題をいっぱい抱えているのです〜ね
ときどきストーカーもやりますが憎めない奴なのです〜ね
夜
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