窓/
番田
言葉はいつも
何かを否定してきた
そんな気がした
私の中でも きっと
誰かの思いが 必ず 存在させられた
自分自身であることを 主張した
この何もない街からどこに行くのだろう
私は
遠い街角に立ちつくしていた
部屋の中に座り込まされながら
夕暮れを見つめていた
夜の中で 見つめていた
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