着地できなかった灰レベル/狩心
 
分自身の手で 槍を抱えた獅子を前にして
素手の検視が血に触れる感触 愛する人との口付けさえも地に落として・・・

現実は君たちの前に永遠に現れない その証明をゆっくりと洗え
我々はやさしさと権利が すべてに勝ると思っている時代を 超えて行かなければならぬ、 死して尚、苦痛の正しさを肯定する為に 人類は低命する
宇宙人を宣言し、我々の時代は終わった、 それは正しい
我々の時代は終わった、 なぜまだ生きている?

音もなく忍び寄る混沌に乗って 子供は悪しき夢を見る 夢の中で何度も目覚める 音もなく移動して たった一つの灰レベル仮装を見つける
そんな小さな呪文さえもMPが足りなくて唱え
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