豆電球/梅昆布茶
 
ョンのように光り輝いて魅了するし

よるのホテルの看板みたいなものなのかな


愛はあまく生まれて酸っぱく熟成してやがて

無明に還ってゆくのだろうか


まず豆電球を灯す為に

じぶんをてらすために

はかない知恵をちえであらしめるために

夜のあかりにとまどう蛍なのかもしれない


それでも夜のほてりのなかで息づく

蛍でいたいのかもしれない





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