もしもしも/サワメ
もしかしたら自分はなにか
おっきな病気なんじゃないかって
決まる前から先のこと考えて、
あれしないとこれしないと。
今回ばっかりはきっと
テレビでゆう私に限って…
とかゆう心境にひたって
病院いったらなんてことない。
ほれみたことか
私はなんにしても平凡なのだ。
凡人万歳。五万といる女子高生の
ほんの一部に過ぎなかった。
それでも『よかった。』
とあの人はおっきな手で
抱き寄せてくださるのだ。
私は泣いた。ドラマみたいで
すこし恥ずかしくなった。
私が生きるか死ぬかで
必死になるひとがいること。
生きていてるって
そう思った。ホッとした。
今日はよく眠れそう。
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