ながれぼし の たっきゅうびん/
玉兎
ぬくぬく するのは
ふあふあで ふかふかの
きみの ながれぼしが
わたしの うでに
すとん、と おちたから
きみのまくらもとにも
わたしのうた そっと とどきますように
ながれぼし の たっきゅうびんに のせて とばします
ぶじに ついたら どうか ひとかけらの ふあふあを
ながれぼしの みぎてに のせて ほしいのです
ながれぼしは また やわらかな きらきらを とりもどして
ふたたび そらから おりてくるのですから
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