耿耿/やや
 
かい)
(認めたら楽になるよ)
(見栄張って)

(懺悔をやめろ)

言葉すらも見つからなかった夜のことを
思い出す度に(オレンジ色)
六感があまりにも正直に(呻く、疼く)
ため息(後悔と歓喜の)

海の近くはいつだって風が強い
暴風なんて日常茶飯事
落ち葉みたいにみな掻き乱されては
何事もなかったように生きていく

これが嘘だと言って、あなたはどこまで許してくれるだろう

なぜなら私は
自分が正直者であることに
誇りを持っていて
あなたは私が嘘を付けないのを
私以上に理解しながら許している
ことを知っているから
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