【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(2)/古月
とりつかれ、真実を探り始めるが……
「あってはならないもの」がそこにある違和感から「ふれてはいけないもの」に触れたい誘惑が生まれ、「見てはいけないもの」が見えてしまう。そうした禁忌の手触りが非常によく出ている傑作。現代の実話怪談にも通じるような、理由のない恐怖体験がリアルさを醸し出している。
ところで最近ハリウッドリメイク版が作られているのを知って驚いたが、面白いんだろうか。ストーリーだけ読むと微妙そうなんだけど……。
14.『ショーン・オブ・ザ・デッド』
ドラマ『スペースド』でブレイクしたイギリス人監督、エドガー・ライトの初監督作品。
『スペースド』からサイモン・ペッグとニッ
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