現代詩/ピッピ
 
はずの

シーツ

とショーツは似ているな

残酷だね

街には

今日もたくさんの光が走っている

今ゆっくりと

「同化していく白のワンピース」

黄昏を待ちきれなかった少女が

あの日

世界のどこかで

微笑んでいた

それもきっと

偶像



まにまに

妄想は垂れ流しで共生する

あたしを形成する一種の

恐いよ

もっと抱いて

きっと一辺が

見えないほど



正多角形が

ゆっくりと熱を帯びて







あなたの網膜の外側で死にゆく
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