小豆粥/藤鈴呼
 

大きな雪の塊が 舞い降りて来た

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当たり前のように
雪が 降るから

冬は 寒いものだと
脳髄が
信じてしまって

焼き芋の あたたかさに
舌先が
戸惑うんだ

当たり前のように
二人でいる 私は

一人の切なさに
気付けないままなのかも
知れなくて

元気出そう!って
言葉は 簡単だけど
心は そうは
いかないもんね

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