ダイアモンド チャック/ハイドパーク
 
だすために
何もせずタクシー乗せ
丁重に見送った

別れ際に令嬢ガッキー
「ゆったりしたシャツを着ていらっしゃるのね。」
俺の服装センスに首っ丈の様子だ
「シャツも僕も大人の余裕がテーマなのさ。」
って答えたら
彼女顔面真っ赤になってた
さよならハニー
今度また

一時間もしないうちに
早速メールが来た
完全に俺に惚れたね
ちょろいもんや


チャック全開のチャックマンよ
今夜は久しぶりに
笑わしてもろた 
菱形に開いたチャックから
白いシャツが飛び出してたで
お前は白やぎさんか
ボケてるから気付かんのやな
お父様は身だしなみに
超うるさいで
こんなんが一番嫌いなんや
もしかしたら取引なくなるで
どないするつもり矢?
まあ
黙っといてやってもええで
穏便に取り計らって
星㊞やったら
明日PM10:00
HOTEL ファインに
一人で恋 ボケ

うつむくと確かに
白やぎさんからの
お手紙が届いていた
オーマイチャ〜ック
えらいこっちゃ

続く

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