dragon phantom/TAT
 
私は彼女を何と呼べば良いのか知らない
彼女は私を生んだ母の妹であり
かつ私の七人の子供の母であり
かつ私の二番目の息子の妻でもある






















彼女は削り出しのメノウのように滑らかな











笑みで私を天国に誘い




















しかもそれの遥か後、稲妻の平手で
























私をしあわせな眠りから硬い雪の降る現世へと



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