夢・・・現実・・夢。/天使
 
あなたの大きな背中に抱きついた。

そんなこと夢でもすごく嬉しかった。

背中から聞こえたちょっとこもった声。
すごく安心できちゃった。

それが、立った数分の夢だったとしても、
あなたのぬくもりは忘れられない。

私よりも大きな背中には、たくさんの優しさで、
とても、あたたかかったの。

夢で「恋した」とは言えないけど、
夢の中ではすごく好きでした。

夢から覚めた今。
あなたのぬくもちがまだ残っているの。

(これは夢?)あれは夢だったの?
こんなに、あなたのこと覚えているのに。
こんなにドキドキしてるのに。

あれは夢だったのだろうか。
夢・・・・現実・・・夢・・・。

もう少し見ていたかった。

永遠にさめてほしくなかった。

ずっと、あなたの背中を見ていたかった。
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