「ウソ」の世界/天使
鏡に映る自分の姿は、いつも涙から一日が始まる。
泣きたくて、泣いてるわけじゃない。
ただ、あの幸せだった日々が、
夢という「ウソ」のカタチで現れるの。
夢では、幸せなのに、現実の私は泣いているの。
やっぱり、「これは夢だ。」とわかっているのかな。
夢だとわかっていても、ウソの世界だとわかっていても、
やっぱり、そこにいる君は、キミなの。
夢田なんて、自分が作ったウソだなんて思いたくないの。
毎日毎日、涙あふれる顔で、笑顔をつくってみるの。
そして、鏡の自分に「行ってきます。」と一言いうの。
いつも泣き顔じゃぁ、君が怒るから。
朝、出かけるときは、笑顔の自分を
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