アルチンボルド法/六崎杏介
詞を思い付くまま書きだし、次に日本語に読みかえる(表面訳)。最後にそれを詩になるよう丁寧に並べていく。拙作では「人工的な物」をカテゴリとして設定した。vinyl-美に入る、gear-戯夜、、、、、、、。alminumが或る実に熟む、となった時、私はキリスト教聖書の失楽園の情景を描く事を思い付いき、試みた。するとこの詩の中のアダムとイブカップル(gray-倶霊)は自らの創造主(factory-浮飽く鳥)を射殺そうとしてしまった。驚いた。
この様にこの遊戯は、手軽に遊べて、一寸した目眩も誘う楽しい詩作時間を提供してくれる可能性があるかも知れない。哲学書のタイトル、メイク用品、カードゲームetc、思いつくまま訳してみては如何でしょう?「詩人としてアルチンボルドにオマージュを、喝采!」
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