断食の終りに/ぽこぽこへッへ
 
俺がキスしたことが有るのは
●ちゃんと●ちゃんの二人だけ
あとは名も無い娼婦たち
もくもく煙草を焚いている
その煙は天まで届く
帰ってゆく友人たちの姿を追いながら

よだかは鳴いている
薄汚いよだかは
林は続いてる
囃子は続いてる
蛍光灯から降り続ける光が
夜の闇にぽつっと咲いた

土がいっぱいついた斧みたいな顔の女
お前今から宇宙行ってこいよ

ファミレスで駄々をこねる男は
次のように言った
「ここ、住んだろかあ?」

此処は、台場ofお

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