デリケートな惑星/
 
げて
眠れなかった昨日を後悔しながら
時計とカレンダーを交互に見つめ
今日を探して
ただぼんやりとする
溜まっている留守電のボタンを
意を決して押してみた
流れてくる尖った声に
何度も深いため息をついた





電話はかかってこなくていい
今日は休日
僕は 誰にも撃たれない





ほんの小さな石ころでさえ
乗り越えられないでいるんだ僕は
うずくまって
考え込んで
岩のように動かない
誰も評価しないけれども
それはとても大切な仕事だと
自分自身に言い聞かせる


  HEY! YOU!
  そんなことで悩まなくていい
  そん
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