静寂やら混沌やら/ヨルノテガム
 
な隠れ家であった
 
 森は息をし
 密林は異種へと交わり
 木々はまるで怪獣の腕足であり
 今にも脈打ち根元から極大のジャガイモ
 がコンニチワする勢いであった
 
 空腹が森を踊らせる

(ナメ子ちゃんと一発ヤリたい)

 そんな最後から2番目のつぶやきが聞こ
 えたかどうかはわからないが 地に倒れ
 目を閉じたところから ウラララララ―
 と異国の原住民がやってくるオッパイ丸
 出しの日に焼けたソフトクリームナメ子
 そっくりのアフリカンで勇敢な女が覗き
 込んで声をかけてくる 助かった・・。
 と感じながら頑強な女の肩を借り食欲を
 満たしてくれる集落へと向かった・・・

 このはなしは「つづく」かなくてもイイ
 と想った

 「お豆まめまめマーメマメ!」

 足の裏が私より先に旅してくるの











 
戻る   Point(2)