ロボットの森/きらく
とりあえず雨だからって感傷を君に抱かれる理由はない
前向きにペダルへかけた僕たちの出来事ごっこを覚えてますか?
好きのまま過去に残した人々を未練ではない夢にみている
P.S.に「風邪引くなよ」を書くときは少し優しくなれる気がする
不機嫌で髪が長くて優しくて世界を嫌う少女の遺体
地図でしか知らない君の街だって朝は僕の住む街と同じだ
冬がきて春を迎えて夏もきて秋も来るとき世界を回ろう
ささやかな愛を頼りに衛星の軌道をなぞる科学者の夢
泣き笑い、怒って泣いて、ただ笑い、また泣き笑い、いつか死ぬのだ
春がくるのはまだ先の赤い葉の丘で愛
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