俺の手紙/TASKE

言葉、言葉、言葉の大切さに、
もっと早く気付いてたら、俺の人生も変わってたかも知れない。
11月27日、夕方5時10分…まだ10歳だった俺は何も知らぬまま、殺人未遂同然の交通事故に遭った。
その後、何も知らぬまま茅ヶ崎のヤラセ病院の病棟の個室で目覚めてから、未解決事件のせいで散々、事故に遭わせた相手を含む加害者組織に長年人生無駄にされ続けてきたたけど、あの日からもうすぐ24年目を迎えるのか…。
血縁と宗教、汚職、賄賂、個人的な所から大きな枠へと絡ませたような芸能界絡みの事件を解決しようなんざ、夢のまた夢だった。
正義は負ける。
そんな中、ただただ絶望に浸り続けながらも、よく此処まで生きて
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