旅立つ貴方へ。/aokage
 

貴方の瞼の裏で、きらきらと輝いているでしょう?



それこそが、私が贈れる最高の餞。




大事に取っておいてね。


私のこの想いは、消え失せる事を知らないのだから。



先に行ってしまっては嫌よ?

他のヒトと一緒に行くのも許さないわ。


私が旅立つその時まで、

きちんと待っていてね?





貴方の元へ行けた暁には、

二人でまた、同じ夢を見るのだから・・・。










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