鼓動の音をたしかめて。/天使
僕等は、いつも笑っている。
大好きな人といるとなぜか笑っている。
ふっとした事で、いちいちドキドキしてるのは僕だけなのかな。
手が触れただけなのに・・・君の体温に触れただけなのに。
君の鼓動は僕のように狂ってるか?
そっと、君の胸に手をあてた。
君も僕も胸に手をあてた。
二人そろって笑った。
だって二人そろって同じ気持ちだったから。
君の鼓動の音を確かめて・・・
僕は1つ安心した。
この思いは僕一人だけじゃない。
僕ら二人の気持ちなんだ・・・・と。
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