夜中の誘惑/加羅
 
扉を開けるとそこには
柔らかい膨らみをおびた
甘い香りの君がいた
とろける様な舌触りの
あの濃厚な感触が蘇る
僕は誘惑に負けた後の
リスクぐらい知っている
でも でも でも でも
君が欲しくて仕方ない
欲望は理性を押し退けて
とうとう僕は
君に手を出してしまった
我慢の開放
染み渡る甘さに
酔いしれながら
僕は全愛情をもって
君の全てを食べた

またやってしまった…

満たされた後に残る
愚かな後悔
夜中のシュークリームは
絶対太る
明日こそ
真面目にダイエットしよ〜
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