望/とわ
 



いつだって僕は
誰かに操られて生きているそばにいてくれる人は
いつもどこかへ行ってしまう。
独りぼっちは嫌だよ
僕を独りにしないで
叫びたいのに叫べない
僕には言える口がないから
伝えることができない

そして、今度もまたどこかへ行ってしまった。



そして、また新しい人がやってきた。


今度こそ

『君は 僕を裏切らずに
そばにいてくれる?』
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