黄色いストローハットのもとで/
唐草フウ
------
---------
-----------------------
ねえ君 もう すべてが
枯れてしまったよ
なつのひかりに焼かれて
どうして眠ったままなの
その長いまつげ
均等にそろった
結った長い髪
ひとみの色は同じで
汗とともに
君が起きる気配を
今は感じられないから
僕はここを動けずに
ただストローハットのもとで
戻る
編
削
Point
(4)