LSP/mad.rabby
これは統計上の数字であって、実際はもっと数多くの自殺者がいるだろう。
一概には言えないが、それほど死より恐怖するものが、そこら中に転がっていると考えてもいいだろう。
自殺した人々は一体何を思ったのだろうか。どれほどの覚悟があったのだろうか。
自殺をする予定の人は連絡を下さい。
ひとつお願いしたい事がある。自殺者になる前に私を殺してくれないか、と。
やはり私にとって《し》とは、居たたまれないばかりである。
私はここまでを踏まえた上でこう思う。
ここで扱った《し》というものは、私の想像上の行為で、実際には存在しないのではないだろうか。
参考に出した上記の三つも、実は私が見た夢なのではないだろうか。
そうだ。そうに違いない。
そう思うと安心してしまって、安堵の溜息が漏れた。
私は辞書の社会的少数者という項目に大きく×を付けて、両足の不自由な女性と満面の笑みで踊り明かした。
私はこの一例に"Liszt Sigh Phenomenon"と名付けて、ゆっくりとブラウザを閉じた。
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