「絆サレナイ絆」/Leaf
 
が逆立った
掠れた愛でも何も無いよりは儚くも掌に実感があった
仲睦まじく寄り添った

確証のない体感で幸せの仮面を被った玉響(たまゆら)の畔

愛の収斂(しゅうれん)とはこんなもんだ
不朽の愛は腐朽の愛だなんて言わないが
絆されるんだ、いつかはね


「解脱にも似た感情よ」


頬が痙攣りながらも笑いが止まらない


結局・・・誰もが・・・報われない・・・蔑みは俺の所為・・・だ


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