りずむ/
ゆびのおと
涙が枯れた ひとりの夜は
ゆっくりと
あるいていよう
ひとりのリズムで
つきといっしょに
行く先は決めない
足の向くまま
吸って 吐いて 吸って 吐いて の
自分のりずむに
あしうらを押す 地球のリズムに
乗ってゆくだけ
深々と深呼吸したら
ああ からだが あったんだって
思い出せる
からだは 呼吸
からだは りずむ
からだは 熱
からだは おもい
からだは
こころ
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