今日、銃と特殊防護服を装備した特殊部隊が私の学校を包囲するだろう/ひとなつ
 
るでこの世に終わりが近づいているように思えた

この轟音の前では、さきほどの吐瀉物もスルーできない存在になる。

なぜならその吐瀉物が、
上で唸りをあげている親玉怪獣を媒体として媒介された
地球外の寄生虫が及ぼした被害かもしれないからだ

だとすると
これは、そいつに寄生されたヒトの吐瀉物だろうか

しかし、地下道の急な階段に、その地球外生命体に巣食われたであろう患者は転がっておらず

今日も地球は平和であった

今朝、学校に到着して最初に会った人物は

ナチュラルでポップなブタのシールを真ん中に貼りつけた大型のマスクを装着した君だった

廊下では彼のその時事
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