わたる、みなもを/タマムシ
 
とのしあわせを
わたしは、みおろしていきていたことに

わたしは、

(わたしは、)

わたしは、

あやまりたいきもち、で
みたされる、から

みなもをゆらさないくらい、そっと
ふれようとおもう、いくつかの

やさしさのような
ひとのこころに、きづけるなら
    
そんなとき
ふと、わたしはおもう
  
(ねぇ、つめたさをわすれるくらい
 あたたかな、ゆめをみているみたいに)
  
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