書きかけ/
奥津 強
午前に 怒りを 剥ぎ取る
それらを 立体にさせ
真昼に 購読させよ
一人にだ
屈託ない者は 雲にあった 月を数え
眠らぬ人達は 知らぬ角を 生やす
どの程度 おれは 提供も 出来ぬ
夜風のぼうふらだ
そして 視界にない 祝いを 訴え続ける
賢い バッカスに 真昼の けだるさを 掲げる
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