白い息/
ローザ
即効性のあの薬がさ
なにより
馬鹿売れしてる時代
ボサッとして
ゆるゆる効いてくる君の声はさ
あんま届かないんだ
見落とされちゃうんだ
だけどさ
聞きたい
聞きたい
聞きたい
汚して
自分を嘲笑って
抱えて
寂しくなって
手放せなくなって
無くすんだろうな
とぼんやり思って。
声 出さないと
聞こえないから
心に届く その0.01%の誰かの高音に触れる事 信じんだ
そう言ってもらいたい
浅はかな 呼吸ほどの軽さの
ぼくの言葉
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