新年句会【草来会】ログ/佐々宝砂
葉あそびとしておもしろいかと
()氷水蒸流 [0:53:45]にしん食べて詩を書いたのかな とか想像が膨らみます
千糸 [0:54:09]にしんの詩があるんです。
佐々宝砂 [0:54:46] 彼女の住所は 四十番の一だった
所で僕は四十番の二に出かけていった
四十番の二には片輪の猿がすんでいた
チューブから押し出された絵の具そのまま
まっ黒に光る七つの河にそって
僕は歩いた星が降って
星が降って 足許ではじけた
所で僕がかかえていたのは
新聞紙につつんだ干物のにしんだった
干物のにしんだった にしんだった
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