落ち葉の友/唐草フウ
 

秋なのに、さくらが
花びらの匂い
かえでからは蜜が出るよ 口を開けて待っていて

ねえここで この街から
いつまでも卒業できないね
してもいいのなら君は飛んでどこかへ行くの 
(綿毛通信)

しっぽが心地よくてつい 僕は
お気に入りのお守りにしてしまうから 時をはかり損ねてしまうんだ

もう冬が近いんだと君 おしえて









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