愛しさよりも悲しみが・・・・・・・/天使
夏のある日。私はあなたと出会った。
その出会いは愛しさと悲しみの物語の始まりだった。
あなたは、もうすぐ消えてしまう悪魔。
いつも、憎い笑顔を見せる私の悪魔。
時々悲しい顔をする悪魔。
うしろ姿が寂しそうな悪魔。
だけど、私は、その人を愛してしまった。
もうすぐ消えてしまうけど、
自分が悲しむのもわかっているけど・・・・だけど、好きになってしまった。
消えてしまう日が近づくほど、
あなたを愛しいと思う気持ちより、
悲しみの方が強くなった。
私は、あなたを愛してよかったの？
私は、悪魔を愛してよかったの？
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