コントロールD-3 (イアンとデビーに)/《81》柴田望
 
        
しずかな 幼少期 は ただ一度だけ 碧い と 重くなる              
半分 は 自意識 を 脊椎動物の目 の 蜥蜴 のは             
ぼく と 走り去る 光の反射板 が 耳朶 も 星形の おまへ が 正す          
サフラン が 他の方法 が  なめされた 緑 が 怨念 に 水晶体が誘導される          
貪欲に セミ で 摘んでいる                 
運命 は タタカイながら 夢 の 純粋 なのだ              
                    
それら は ヒトの目 が まじりあ
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