コントロール#3 (イアンとデビーに)/《81》柴田望
 
 の はいてゐる のだ。            
歳月 は 証す 波 で お前               
橋 の 校庭 な 語らず は  愛 に 矜持           
新しいもの を 色素量が極端に少ない場合 が 褐色の 街角               
適応放散の結果発生様式 の よろよろと ぼく と 目の障害 を 正す             
だれ のも 身 は とてもきれい 上手かった               
割れた 沸き上がる 同一の構造を備えた個眼の集合体 が とびのくやうに 夜盲症               
線上 に 君 を なめくぢ だとすれば 
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