静かで一人ぼっちだった私の世界に入り込んできたあなたの音楽。/猫のひたい撫でるたま子
 
ちゃんと愛されてる人には必要ない音楽なのかな。そんな人居るか知ら
ないけど。隙間があるから響いてくるのかな。本当は誰がいようと人間は一
人だから、私もきっと一人だからあなたの言葉を愛します。私は何者でもな
くなったけど、本当の私を知る人もいないけど、あなたのそばに居ないから、案外孤独は感じません。

貰った音源をかけて煙草を吸っているとき位は、あなたに愛されていたよう
な幻想に浸って幸せな気持ちで眠ります。

この度は、さようなら。またいつか会うために。


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