純粋正義への架橋１５/チャオ
いくのだ。そして、そこにとどまり続ける僕は、僕であり僕ではない。
ゼロ度地点の僕は過去の僕であり、今の僕はそこにたつことが許されない。かといって、ゼロ度地点の僕は、未来の僕を想定しているのではない。一見未来を想定しているように見えるその意志は、未来を想定する、今の自分のために描かれた物に過ぎない。
真の目標を持つものは、その道程で力尽きることがあっても後悔はしない。
人は人を超え続けなければ、人にはなり得ないのだ。それは永遠に続く試みであり、永遠に逃れることのできない宿命なのだ。それは、その一瞬のためになされることであり、補償されるものではない。
書き足そう。
僕は僕であろう
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