一冊のアルバム/
蒼空と緑
「男は一冊のアルバムを見ていた。
愛する妻と愛する娘、
綺麗ですねと言うと男は笑みを浮かべた。
今はどうしてるんですか?
そう聞くと、男は今もどこかで元気にやってるんじゃないですか。
それだけしか言わなかった。
なぜ、今離れ離れか聞くと、
私の中では永遠に生きていると、そう言ってアルバムをしまいました。
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