成人幼女/ANA
 

というかむしろ増している気がする
私に残った
このシコリ
は何なんだ、いったい

食い潰されたわたし
この指で男のヒレをなぞると
感覚が麻痺して正体がつかめない
破れそう、と思ったのは
わたしの体内物質ではなく
まだそこにぶらさがっていた
ただの下らない感情であった

さらけ出してしまっていた
気づいた時にはもうすでに

今 ほんのちょっと触れ合う
心の矛先みたいなもの
痛い、でも欲しい
戻る   Point(2)