無題17/ねろ
 
 様な わづかばかりの 冷たさと

お母さんの 中で 感じた 筈の

温度の無い 温もり

どこまでも 心地よい 感触


あたしはとても 凶暴な 子供で

それでも 人を 殺したり 傷つけたり することは

少し 苦手なのだと 思う


あたしの欲しいものは 空

泣いてせがむ 訳ではなくて

ただ それが 自分を 生んだのだと

感じている から

手に入れる

あたしは その為になら

この嵐に 身体を 千切られる事も 

本当に 構わないんだ!



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