落ち方/六九郎
始まるまで、しばらくじっと動かないでいてください。
そして自由落下が始まると、あなたの手は何かつかまる物を求めて不随意運動をはじめるかも知れません。
それはそれで続けていて頂いて構いません。そのまま落ち続けてください。
そのままどこにも着地することなく落ち続けてください。
声をあげながら落ちていきましょう。
は行でお始めの方が多くみえます。
落ちることが出来なかった方、
あなたのお陰でこの世は動いています、ありがとう。
明日もがんばって働いてください。
戻る 編 削 Point(6)