生死決定/アハウ
 

心眼で この一生の総計を
ありありと見定めさせられている

自身に付加された 良性の種
それが いよいよ輝きを増し
閉じられぬ目となって

まるで映画のスクリーンのようだ 一生のメモリー

こだわり わだかまりの思いは
画面から飛び出してくる
耳をつんざく大音響とともに

私に迫り来る
生の状態 この娑婆世界で

為した事 為さぬ事

各々のカルマ(行為)で
見え隠れする 近景 遠景 それとドラマ

良いも悪いも 思い出

ああ「あの時・・・」と思うも
もう十二分に ///・オ・ソ・イ//・・

これが『死者の書』の中有

これから この魂を
天国 地獄に腑分けする 

部屋へ

審判が始まる
閻魔大王 最後の審判 トートの天秤

私の魂は羽根より軽いか・・・

死を想え!

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