ほほえみ日記/Song Is Love
 
†去り行く冬の街で†


北風が強く吹くので

こころの片隅にあるともし火が

ゆらゆら揺れて

今にも消えそうになる


ひとりになりたいのと

そっと言葉を僕の手のひらに残していった君は

切なさに流される雲のように

もうそれは空のほほえみ


僕は君の嘘を知らないから

もうしばらくの間

この街で暮らしてゆこう


この冬が終わる頃

たった一度きりの君の愛は

もう僕のこころの一部になりそうだから

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