きらめきの中で/
ゆるこ
私、空を見た
霹靂から覗く一億年の日常が優しい香りになり
ありがたい涙が止まらなくて
つたった 青天の中で笑う
冷たい冬乗り越えた
私、になる
ついでに全てを包み込む
少女 殻 大人
優しいから
温かいてのひら
瞳から
だきしめられて
親より尊い他人の目は
酷く芳ばしい芽
、のようです
(わたし、
今 育ってる)
空を見た、頭の上で
何色もの光が私に落ちた
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