残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で/2/
rabbitfighter
君の魂はそんなふうであって欲しい
吸い込むたびに赤く燃える煙草の
僕の肺に充ちた煙のようであって欲しい
空高く上って
雲になるよ
白い雲になるよ
祈りの言葉を繰り返し聞いている
あらゆる言語と
宗教を超えて
時代を駆け抜ける祈りの言葉を
いつも誰かが祈っている
長い廊下に響き渡る
祈りが終に届かないとしても
その口笛はけして絶えることなく
だけど魂は空へ
もう一本煙草を巻こうか
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